自分にとって必要な代行サービスを見極める

日本でも民泊が徐々に浸透してきていますが、それでも民泊利用者の大半は外国人旅行者のため、Airbnbなどの民泊仲介サイトを通しての問い合わせ対応については、原則として外国語が必須となります。 簡単な内容であれば、グーグル翻訳等もありますが微妙なニュアンスなどについては、間違って伝わってしまうとトラブルの原因となりますので、英語などに自信がない人は、メール代行サービスを利用するとよいでしょう。

メール代行会社を選ぶ際には、次の3点を基準に選定するとよいでしょう。

対応時間 メール代行会社によって、メールの返信対応ができる対応時間に違いがあります。 海外からの問い合わせに対して、素早く回答することが、稼働率をよくするポイントなので、できれば24時間対応している会社を選ぶとよいでしょう。 対応言語 対応している言語(英語、中国語、韓国語、イタリア語、フランス語など)についても、会社によって違いがあります。できる限り多い方がよいですが、その分費用も高くなるので、地域的な客層も考えて、ターゲットとする旅行者の多い言語をある程度絞り込むとよいでしょう。

メール代行手数料については、毎月固定料金か、成果報酬型に分かれます。 固定料金の場合は、毎月1~2万円程度、成果報酬型の場合は、売り上げの5~10%くらいが相場なので、ある程度の稼働率を見込んでいる場合は固定料金を選んだ方がよいでしょう。

どのサービスを利用するかによって、収益にも影響が出てきますので、自分にとって必要なサービスを見極めることがとても重要でしょう。

 

行政書士ヤマウチ法務事務所 山内 三史