不動産を有効活用する民泊のメリット
民泊のメリット
民泊には、安価で宿泊したい利用客と、収入を得たいホスト両方の利益の他にもメリットがあります。それらのいくつかを詳しく見てみます。
空き家や空き部屋などの資産を有効活用できる
提供するホストにとっては、最も大きなメリットは「空き家・空き部屋を有効に活用して収入が得られる」ことです。わが国では人口の減少や少子高齢化によって、有効な活用法が見つからないまま放置されている空き家は増えています。一般に建物は利用する人がなければ傷みが激しくなり、管理費用がかさんでしまいます。
まだ傷みも少なく、現状のまま宿泊施設として利用できるなら、初期費用をあまりかけずに民泊として開業でき、収入を得ることができます。今まで管理費用や税金だけがかかる困った不動産が、収入を得るための優良な「物件」に変わるのです。オーナーにとってこれほど大きなメリットはありません。
観光客による地域の活性や地方創生に貢献
空き家を民泊施設としてリノベーションすれば、利用のメリットも大きくなり、利用者が増えると同時に多くの収入が期待できます。民泊を利用する観光客は、国内客・海外客を問わず、その地域で飲食や観光をし、土産ものの購入など、経済効果を確実に生んでいきます。観光客を呼べば呼ぶほどに、地域の活性化や地方創生に貢献できるのです。
重要なのは、その施設がもとは「利用されない不動産だった」ということです。使い方によって経済的に利用でき、中にはホストにも「より喜んでもらうために工夫してみよう」など生きがいを感じる人も出てくるかもしれません。
許可を取得しておくと民泊物件として売却ができる
民泊をビジネスとして開業すると考えると、ぴったりな不動産を手に入れることが最初で最大の壁になります。民泊はたくさんの関心を集めており、不動産業界でも民泊に適した不動産は奪い合いになっています。
所有する不動産で民泊の許可を取得しておくことで、その不動産をそのまま買い受ければ、誰でも民泊が運営できます。民泊許可申請は、条例などによって規制されたり禁止されている場合があるため、どんな物件でもできるというわけではありません。その法的リスクがなく、すぐにでも民泊ビジネスを始められる不動産なら、売却も売り手に有利に進めることができます。
弊社の不動産の知識が豊富な民泊専門行政書士に、お気軽にご相談ください。