繁忙期と閑散期

ホテルなど宿泊関係の仕事には繁忙期(忙しい時期)と閑散期(暇な時期)があります。それは、民泊もそれは例外ではありません。

繁忙期と閑散期の差は大きく、その時期は毎年ほぼ同じです。この時期をあらかじめ把握しておくことが非常に重要です。予約が入らなくても必要以上に焦る必要がなくなり、忙しい時期には料金を上げるなどして最大限の利益を得ることができるようになるからです。

1月2月→基本的には閑散期。しかし、正月と中国や香港の旧正月の時期のみ忙しいので、その期間は料金を上げて調整しましょう。

3月4月→繁忙期。3月は旅行客が増える時期のため1月や2月に比べるとかなり忙しくなります。そして4月の桜の時期。春の桜の時期と秋の紅葉の時期はとても旅行客が増えます。

5月6月→ゴールデンウィーク明けから閑散期へ。ゴールデンウィークがありますので、日本国内の宿泊施設が高く稼働します。したがって、民泊の稼働率も高くなるでしょう。しかしゴールデンウィーク以外の時期は落ち着きます。

6月→閑散期。6月の宿泊客は少ないです。早めに料金を下げるなどして対策を取りましょう。

7月8月→バカンスのため、世界的に繁忙期となります。

9月→閑散期。8月から9月の宿泊客数の落ち込みはとても激しいです。9月は予約が全くないというホストいるほどです。

10月11月→閑散期を乗り越えれば繁忙期が待っています。紅葉の見頃が近付くにつれ、宿泊客も非常に多くなります。

12月→紅葉の時期が過ぎ、12月になると暇になります。ただ、1月でも述べましたが、年末年始だけは非常に忙しいので、年末の料金は高くしておくと良いでしょう。

1年を通した繁忙期と閑散期を時期に合わせて宿泊料金を変えることで、稼働率を上げ、年間利益を安定させましょう。

物件探しから運営まで、民泊に関することは弊所にお任せください。

行政書士ヤマウチ法務事務所 山内 三史